堺ブレイザーズのセッターとして活躍し、日本代表にも選出されている大宅真樹選手。
実は中学時代にスパイカーからセッターへ転向し、大学ではU-23日本代表の主将として国際大会を経験するなど、学生時代から注目されてきた存在です。
この記事では、大宅真樹選手の出身中学・高校・大学の学歴や、それぞれの時代にどんなバレー経歴を歩んできたのかを詳しくご紹介します。
大宅真樹の出身中学校は?
大宅真樹選手の出身中学校は、長崎県佐世保市立日宇中学校です。
当初は高い身体能力を活かしてスパイカーとしてチームを牽引していましたが、転機となったのが中学3年時に出場したJOCカップ(全国都道府県対抗中学バレーボール大会)です。
この大会をきっかけに、スパイカーからセッターへとポジションを変更。
アタッカーからセッターへの転向は簡単ではありませんが、器用さと卓越したセンスを早くも発揮し、将来の司令塔としての素質を見せ始めていました。
大宅真樹選手のプロフィールやプレースタイルについては、こちらの記事で詳しくまとめています。
大宅真樹の出身高校は?
高校は、全国でも強豪として知られる長崎県立大村工業高校に進学。
ここで本格的にセッターとしての技術を磨いていきます。
指導にあたったのは、名将として知られる伊藤孝浩監督。
スパイカーが打ちやすいトスを徹底的に学び、正確性や判断力、試合運びのセンスを培っていきました。
また、大宅選手は2年生時にリベロとして公式戦に出場し、インターハイで準優勝。
3年生時には再びセッターとして、春高バレーとインターハイの両方でベスト8進出という成績を残しています。
高校在学中にはユース・ジュニア日本代表にも選出され、石川祐希選手らと共に国際大会を経験。
2017年のU-23アジア選手権では「ベストセッター賞」を受賞するなど、若くして国内外で注目される存在となりました。
アタッカー・リベロ・セッターと複数ポジションを経験していることも大きな強みで、チームメイトの立場を理解できる点が、今のプレーの質にもつながっています。
大宅真樹選手が結婚され、どんな家庭を築いているのか気になる方は、奥様やお子さんとのエピソードを紹介したこちらの記事もおすすめです。
大宅真樹の出身大学は?
2014年に東亜大学へ進学すると、1年生のうちにU-21ジュニア日本代表に選出され、アジアU-20選手権(バーレーン開催)に出場。
石川祐希選手と同学年ということもあり、トップ選手たちと切磋琢磨しながら経験を重ねました。
当初は代表で思うような結果が出ず、悔しい経験もありましたが、その分メンタル面でも大きく成長。
大学4年時にはU-23日本代表の主将に抜擢され、イランでのアジア選手権やエジプトでの世界選手権など、国際舞台で数々の経験を積みました。
この頃から、「司令塔」としての自覚と責任感を強く持つようになったとされており、プレーの質にもその姿勢が表れています。
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まとめ
大宅真樹選手は、中学時代のポジション変更から高校・大学での代表経験を通して、バレーボール選手として着実に成長を遂げてきました。
東亜大学時代にはU-23代表のキャプテンも務め、国際大会での経験を経てメンタル面・技術面ともに磨かれたことで、現在の安定したプレースタイルが確立されたといえます。
今後も日本代表復帰や、チームの要としてのさらなる活躍に注目が集まります。
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