日本代表のミドルブロッカーとして存在感を放つ小野寺太志選手。
202cmの長身を活かしたブロック力と安定したプレーの裏には、学生時代から積み重ねてきた経験と努力があります。
名門・東北高校で全国の舞台を経験し、さらに東海大学で心技体を磨き上げたことが、現在の落ち着いた試合運びや的確な判断力につながっています。
本記事では、小野寺太志選手の 学歴まとめ(中学・高校・大学)とバレーボール経歴 を詳しく紹介します。
小野寺太志の出身中学は?バレー転向のきっかけ
小野寺太志選手の出身中学は、宮城県名取市立第一中学校 です。
中学3年生の夏までは野球部に所属していましたが、引退後にバレーボール経験者の父親から勧められ、全国都道府県対抗中学バレーボール大会の宮城県選考会に参加。
これをきっかけにバレーボールへ転向しました。
小野寺選手は小学6年生の時点で170cm、中学3年生ではすでに195cmと急成長を遂げていました。
その体格を活かし、バレーボールの世界に挑戦することになったのです。
もし野球を続けていたとしても、素晴らしい選手になっていたかもしれませんね。
小野寺太志選手のプロフィールについてはこちらでご確認ください。
東北高校時代の活躍とエピソード
小野寺太志選手は、宮城県の強豪・東北高校 に進学。
1年生の時からレギュラーに抜擢され、全国大会の舞台に立ちました。
春高バレーでの活躍
2011年の春高バレーでは、高校1年生ながらレギュラーとして出場。
堂々としたプレーでチームを支えました。
アジアユース選手権で銅メダル
翌2012年には、石川祐希選手らと共にアジアユース選手権の日本代表に選出され、銅メダルを獲得。
高校時代から国際大会を経験したことが、その後の飛躍につながりました。
東北高校時代に培った技術と経験は、小野寺選手の大きな基盤となりました。
小野寺太志選手の両親や兄弟について気になる方はこちらもぜひご覧ください。
東海大学時代の成績と日本代表入りへの道
2014年に東海大学へ進学した小野寺太志選手。
器用で多彩なプレーが持ち味のミドルブロッカーとして、監督からも「非常に器用な選手」と高く評価されていました。
1年生からの起用と自信の獲得
大学入学当初は「レギュラー出場は難しい」と考えていましたが、春季リーグ戦で途中出場を果たし、結果を残したことで自信を掴みました。
この経験が、プレーヤーとして大きな成長のきっかけとなりました。
中央大学の壁
全日本インカレでは、石川祐希選手を擁する中央大学と毎年対戦。
結果は4年連続で中央大学に阻まれ、日本一の壁の高さを痛感しました。
強豪との戦いを通じて、全国優勝を目指す厳しさを学んだ時期でもありました。
日本代表候補入り
2015年6月には、東京オリンピック強化指定選手「TeamCORE」に選出。
その後、間もなく日本代表にも選出され、大学時代から国際舞台で活躍するようになりました。
まとめ
今回は、小野寺太志選手の学歴(中学・高校・大学)とバレーボール経歴 を紹介しました。
- 中学3年で野球からバレーに転向
- 東北高校で全国大会を経験し、日本代表ユースで銅メダルを獲得
- 東海大学でさらなる成長を遂げ、日本代表入り
学生時代に積み重ねた努力と経験が、現在の安定感あるプレーとリーダーシップにつながっています。
今後も国内外でのさらなる活躍に期待したいですね。
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