山本智大選手は、日本代表のリベロとして活躍する実力派プレーヤーで、現在はVリーグの大阪ブルテオンに所属しています。
正確無比なレシーブと冷静なコートコントロールでチームを支える姿は、多くのファンや選手から信頼を集めています。
そんな山本選手がどのような学校で学び、どのような経験を通して今のプレースタイルを築いたのか気になる方も多いはず。
この記事では、山本智大選手の出身校(高校・大学)や学生時代のバレーボール経歴、印象的なエピソードを詳しく紹介します。
山本智大の出身小学校・中学校はどこ?
小学校時代:母の影響でバレーを始める
山本智大選手の出身小学校は、北海道江別市立対雁小学校です。
江別市は札幌市に隣接しながらも自然が豊かなエリアで、山本選手はその穏やかな環境の中で育ちました。
幼いころから母親のママさんバレーに付き添ううちに、自然とボールに触れるようになり、小学1年生のときに兄の影響で地元クラブ「江別中央ガッツ」に入団。
週4日の練習に加え、休日も自主練を欠かさないほどの努力家だったといいます。
その成果もあり、小学5年生で全国スポーツ少年団交流大会優勝を経験。
このときの全国制覇が、「将来はVリーガーになりたい」という夢を抱くきっかけになりました。
中学生時代:父の指導のもとでリベロの基礎を築く
中学は北海道恵庭市立恵庭中学校を卒業しています。
実は入学当初は江別市の中学校に通っていましたが、途中で約30km離れた恵庭市へ転校。
その理由は、父親が恵庭中学校のバレー部指導者だったためです。
父は全国大会優勝経験を持つ元選手で、練習は非常に厳しかったそうです。
しかし、そこで培った基礎技術と精神力こそが、現在のプレースタイルの原点。
中学時代はライトアタッカーとリベロの両方を経験し、3年時には「JOC杯全国都道府県対抗中学大会」北海道選抜に選出。
ここから本格的にリベロとしての道を歩み始めました。
山本智大の出身高校は森三愛高校!
山本智大選手は、名指導者・山田和弘先生が率いる森三愛高校へ進学。
全国大会常連の強豪校で、日々厳しい練習とハイレベルな試合を経験しました。
高校時代を振り返って、山本選手は「精神的にも大きく成長できた時期」と語っています。
技術だけでなく、チームへの向き合い方や人としての在り方を学んだ時間だったようです。
卒業後は進学を迷っていましたが、恩師の「まだ上を目指せ」という言葉に背中を押され、大学進学を決意しました。
この判断が、その後の日本代表入りにつながっていきます。
大学は日本体育大学!代表入りへのステップ
【第9日】第2セット、日体大23ー25中央大で中央大に取り返されました!しっかり立て直していきましょう☆引き続きみなさまの熱きご声援、よろしくお願い致します(^0^)/ pic.twitter.com/0cAP0FbdQw
— 日本体育大学 男子バレーボール部 (@NSSUVBMT) May 12, 2013
高校卒業後は、リベロとしてさらに成長するために日本体育大学へ進学。
指導にあたったのは、元日本代表リベロの山本健之監督です。
大学1年からレギュラーとして活躍し、卓越した反射神経と安定した守備でチームを支えました。
その実力はすぐに注目を集め、大学バレー界でもトップクラスのリベロとして知られる存在に。
数々の大会でベストリベロ賞を受賞するなど、学生時代からすでにプロレベルの評価を受けていました。
そして2016年12月15日、FC東京(現・東京グレートベアーズ)への内定が発表され、Vリーグへの道を歩み始めます。
山本智大選手のプロフィールについてはこちらにまとめてありますので、ぜひご覧ください。
まとめ
今回は、山本智大選手の学歴と学生時代の歩みについて紹介しました。
- 小学生で全国優勝を経験し、バレー選手を志す
- 父の指導のもと中学で基礎と精神力を習得
- 森三愛高校で人間的にも大きく成長
- 日本体育大学で全国トップクラスのリベロへ成長
幼い頃から積み上げた努力と、人との出会いが現在の山本智大選手を形づくりました。
これからも日本男子バレーを守る“絶対的リベロ”としての活躍に注目です!
コメント